【☆御礼☆】19/9/5 トークイベント「私とブリティッシュロック、私たちとビートルズ」
妊娠8ヶ月の私ですが、産休前ラストとなるイベントとしてドラマーのさおりんごスターこと金澤沙織ちゃん(以下さおりん)と、人生初めてのトークイベントを開催!
2019.9.5(木)
u-ma kagurazaka(神楽坂)
open19:00/start19:30
大成功で、終了しました!
場所は、私のファンの方にはすっかりお馴染みのu-ma kagurazakaさんです。
こじんまりなのに広々と感じる空間が癒されるカフェで、音のまわりも心地よく、オーナー夫妻も素敵、ご飯もおいしい、ということで私企画のライブでは定番の会場になりました。
ベジごはんが人気。
さおりんの私物満載。(難問すぎるクイズがここから出題され、会場全体が困惑、、、笑笑)
さおりん想い出の味のポテチをわざわざ個人輸入。スッパムーチョもびっくりするくらい酸っぱくて、最高。だいぶたくさんカップを用意したけど、あまりに盛況で急きょ増産して無事に完売。
ビネガーをかけたフィッシュ&チップスの味!
さおりんとは、2015年から「We ♡ The Beatles」という配信番組をふたりでスタートし、昨年は3周年でビートルズカバーライブ開催。
イベントがあまりに好評だったので、また何かやりましょう、という話になったものの、私が妊娠したため、安定期に入ってからこのトークイベントを開催することになりました。
久しぶりのおそろTワンピ。
ちなみにこの画像は2015年に、さおりんにサポートで演奏してもらったときに一緒に着たとき。
さて、今回はじめてのトークイベントということで自己紹介かねて「自分史年表」の発表をしました。
生まれてからどんな音楽に影響受けてきたか、全体的にどんな人生を送ってきたか、いうのを赤裸々にお客様の前で振り返る羞恥プレイコーナー。時間の都合で、私は高校生の引っ込み思案な時代までの発表。
いざ自分の人生を振り返ってみると、ここでは詳細はふせますが、それはもう残念な年表で(笑)でも、さおりんは、そんな私のおかげで自分が知らないことに興味を持てるきっかけになってて、良い影響を受けてると言ってくれました。
さおりんは、逆に、一度始めるとやめることができない、ひとつのことにマニアックになるという性質をもっている。
同い年のアーティストなのに私たち正反対なのね、というのが浮き彫りに。
え?短所だと思ってたら長所?私、このままでいいんだ、と納得できた素敵な時間でした(笑)
それにしても、自分の好きだった音楽とか人生を他の人に語る機会ってそうそうないね。
自分のルーツを探る年表、作ってみたら楽しかったので、おすすめです。できれば、公開したほうがいいですね。ほかのひとから感想もらえると、気づきが沢山あります。
さおりんの私の年表に対する感想と、私の返答。
リンプビズキットのおかげで今の私がいるようなもんさ、、、ラップメタルだけど、、、なんか上品さを感じるんだよな〜(たぶん勘違い https://t.co/rEXnZk3QT7
— 室井 萌 (@muroimoe) September 6, 2019
※どうでもいいけど、日本ではリンプビズキットって呼んでるけど、現地での正しい読みはリンプビスケットらしいです。(Wikipediaより)
それから、影響を受けたイギリス楽曲3曲ずつ紹介しました。
私は、ブリティッシュ・インベイジョンで活躍したSpencer Davis Group、ガレージロックリバイバルのカリスマThe Libertines、トレインスポッティングで一躍有名になったUnderworldというタイプと年代の違う3アーティストをご紹介。
個人的には「えへへ、なんかミーハーな選曲だけど、許してね♡」と思いながら紹介したのだが、そうでもなかったようで、それもあらたな気づきでした。
またブログで好きな曲の話とかしようかな。前のブログでは、やってたので、再開しようと思います。自分の好きなものを押しつけ…じゃなくて、共有したい。
さて、後半は、さおりん私物のアビーロードワンピをお借りして、お着替え。
9/27に50周年記念盤がリリースされる予定のアビーロードについて、今までライブで演奏したことある楽曲の感想を述べたり、somethingのストリングスのみ楽曲が何故かいま配信されてるのでみんなで聴いたり。
それと、きわめて平常運転ですが、さおりんがリンゴのドラミングの話で暴走してアビーロード以外の曲も説明しまくるという、いつもの配信の感じが出ました。笑笑
ビートルズや当時のイギリスのファッション、お互いの洋服のこだわりについても話して、イベント終了〜!!!
最後にクイズの答え合わせをしました。
予想はしてたんだけどね、あのね、誰も正解できない(笑)
むしろ、正解を伝えても、(私含め)みんなポカーンっていう。ビートルズと共に育ち英才教育を受けてきたさおりん(しかもドS)らしい、相当なマニアでも、なかなかわからないクイズでした。
でも、その場で急きょ色々クイズ作って、何人かの方には正解してもらえてよかったです、、、日付が入った当日限定の特製のホログラムステッカーをお持ち帰りいただきました。
イベント後は、U-maさんで野菜たっぷりのお蕎麦をいただきました〜!美味しすぎて幸せ☆☆
関東近郊や、関西(!)など色んなところからわざわざ足を運んでいただいた皆様。来てくださるだけで十分うれしいんですが、贈り物まで。
安産祈願や、安産できるお茶や、お花や、まだ私も準備出来ていない赤ちゃんグッズや絵本や、沢山頂きました。
あと、みなさんにお腹を触っていただきました。社交的な子に育つといいな(笑)
ご来場の皆様、本当にありがとうございました!
さおりんごスター、U-ma Kagurazakaのご夫妻、ありがとうございました☆
産後復帰の予定は未定ですが、ファンの方には「2年活動しないとか割と今までも普通だったし、何年でも待ってますよ」と私のファンならではの余裕のあるお言葉をいただきました。ありがたや。。
ファン歴長い短い関わらず、マイペースな活動にお付き合いいただけて、皆様にはいつも頭が上がりません。産後またお会いできるのを楽しみにしておりますヾ(*´∀`*)ノ
さおりんごスターのレポもどうぞ
アイスランドで結婚式(オマケ→ブルーラグーンと美味しいスープ)
本編のオマケ
アイスランド最終日の朝ホテル出るときに撮った写真…かな?奥の建物が空港。
結婚式後、ドレスを脱がずにアイスランドの道端で写真を撮ったので、ウェディングドレス姿で空港最寄りのホテルにチェックイン。
ホテルのロビーで待ってる姿は相当恥ずかしかったが、「おめでたいねぇ」と好意的な目線を向けられた。
調べたところ、アイスランドでは教会以外(野原とか洞窟とかお家とか)で式を挙げることもままあるそうで、そこまで珍しい光景ではなかったのかもしれないが、、、
雰囲気的には、日本でア◯ホテルとか東◯イン(そのなかでもちょっと広めな)ロビーにウェディングドレスの女がいる、みたいな感じ。
スペインからきた老夫婦が「私たちなんかもう結婚数十年よ、仲良く過ごしてね」とチェックイン中の夫に声をかけてくださり、うれしかった。
しかも、ホテルのスタッフさんたちがお部屋にサプライズでシャンパンを届けてくれた。最高!うれしかった!
(私はたまたま着替えてたから、その場に立ち会えなかったが)
ここで書いても伝わらないけど、ありがとうございました!
ホテルチェックイン後、急いでドレスを脱いで、ブルーラグーンに行った。ブルーラグーンはアイスランドを代表する観光地で、綺麗なブルー色の温泉。水着で入る。
マナーがわからなくても、日本語の説明もある。ご安心を。
ただ、ロッカーが閉まらない&開かないトラブルが何回もあって、ロッカーの使い方がよくわからず。スタッフが頻繁に巡回してるのでよくわからなかったら聞いたほうがいいと思われる。
かなり広い温泉で湯温は低め。でも場所によってはあったかいところもあるらしい。後から知ったが、湯温マップがあるらしい。
5月だが、5度くらいしか気温なかった。体感湯温は25度くらい?
顔を泥パックだらけにしたり、写真や動画をたくさん撮ったが、途中で携帯の電池がなくなって全て消滅。私たちの記憶の中で覚えておくことにしよう。
そのあとレンタカー返すのに1時間くらいカウンターで並んだが、レンタカー返却でこんなに時間かかることはなかなかない。なぜだろう。クレーム言ってる人が居たからかなぁ。もし飛行機乗るのが返却日当日だったら、冷や汗もの。
本当は夫オススメのこのお店のスープをもう1回のみたかった。アイスランド到着初日に飲んだが、人生で一番おいしかったロブスターのスープだった。他のメニューも美味しそうだった。
味が濃い目でもオーケーな魚介スープ好きさんは是非!
結局、夕飯食べそびれてホテルのカウンターで買ったインスタントラーメンを食べて、泥のように眠り、アイスランド最後の夜を終えた。
アイスランドで結婚式(2)
教会選び
私たちが挙げた教会は、アルバイヤーサブン(Arbaejarsafn)という場所にある。上の写真は、実際の結婚式の日の写真。5月なのに猛吹雪。
日本人でアイスランドで挙式をされる方は、ほとんどがハットルグリムス教会(Hallgrímskirkja)を選択されると思う。
ハットルグリムスはアイスランドで一番大きな教会で、首都レイキャビクにある。高さ73mもあって、バージンロードもしっかり。パイプオルガンも荘厳。
ここで結婚式を挙げれば間違いないが、我々が(主に夫が)憧れたのは、小さい木で出来た可愛い教会のこじんまりした式だった。アイスランドには素敵な教会が多くあるので迷ったが、初志貫徹ということで、アルバイヤーサブンに決定。
▼欧米の方々がよくアルバイヤーサブン教会でのウエディングフォトを撮ってるようです
ちなみに、どの教会でも使用料は大幅には変わらない。
アルバイヤーサブンにおける挙式の注意点
事前に藤間牧師から伝えていただいていた注意点は以下の通り。
1. 小さいオルガンしかないので音色は荘厳ではない
2. 椅子も木で出来てて超時間座ると痛いと思われる
3. 気候によるが小さい小屋のような教会なので寒い
4. お手洗いが遠い(徒歩5分くらい?)
全て私たちは問題なかったが、むしろ悪天候のときに参加される牧師さん、カメラマンさん、オルガニストさんが寒かったり不便だったりと不快な気分をされないかが不安だった。
その不安をお伝えすると、藤間牧師からは私達の好きなところでやるよう優しくお言葉をいただいたので、こちらでやらせていただくことにした。
私たちのときはシーズンオフだったので、誰もいなかったが、観光客に祝福されたい人は夏の観光シーズンがおすすめ。
結婚式の内容
今回のアイスランド滞在は9日間。到着して2日目にリハーサルを行い、滞在8日目に本番の式を行った。
私の夫が藤間牧師のファンなので、司式はもちろん藤間牧師にお願いした。そのため、日本語で司式を行うことになった。
英語での司式で問題ない方であれば、他の牧師さんに行っていただくことも可能とのこと。
日本でよくある、アルバイト外国人さんがやる教会式ではなく、プロテスタント教会の牧師さんが執り行う式なので、かかる時間は、しっかり1時間弱。夫婦生活について大事なことのお話もしてくださる、有難い式だった。ちなみに、クリスチャンではなくても問題はない。夫婦ふたりと、牧師、オルガニスト、カメラマンのみの小さな式だったが、予想以上に満足度の高い式になった。
余談だが、私は母がプロテスタントのクリスチャンで、小さい頃は、よく日曜学校と呼ばれる教会でのミサや勉強会(子供なので遊ぶのがメイン)に連れられて、一緒に参加していた。
藤間牧師の司式は、心地よいゆるさがあって、カトリックの儀式的な雰囲気とまた異なる、あの独特のゆるい感じ(あくまで主観的な感想)を懐かしく感じた。
教会のクリスマス会でバンドやったのが初めての音楽活動だった気がする。(懐かしい)
結婚式の準備
今回、業者に頼まず、自分たちですべて手配をした。アイスランドに在住の方々は英語が話せるので、英語がある程度できれば手配は可能だと思う。
ドレス・スーツ(タキシード)
日本人の体型に合うドレスを短い滞在期間内で現地調達することはほぼ不可能だと思うので、日本で購入して、スーツケースに入れて持ち運んだ。
後ろのリボンをブルーに変えたくて、お義母さんに作っていただいた。
この青いリボンを採用。
ボツになったグリーンのリボン。こちらも捨てがたかったが、アイスランドの自然に溶け込みすぎかな、ということで採用されず。
ドレスは着るものの、ラフにしたいなということで、靴はTOSHINOSUKE TAKEGAHARAのラバーソール。見えないが、自己満足。靴下はICE WEARというアイスランドを代表するブランドのもの。現地で購入。
夫はタキシードではなく、手持ちのお気に入りのスーツとカラフルなタイ。
私は外で地面を歩くの前提でトレーンなしの比較的丈が短いドレスを選択。パニエを入れることをオススメされたが、移動にかさばるのと、ストーンと落ちたシルエットの方がナチュラルかな、と思い、入れないことにした。
もしハットルグリムスなど大きな教会でやるなら、長いトレーン、ボリュームのあるドレスの方が映えそうだな、と思う。その場合は、スーツケースに入るかは確かめた方が良さそう。もしくは、事前に発送。私達は発送は何となく不安で、スーツケースでもっていくことにした。
ブーケ・ブートニア
藤間牧師からオススメのお花屋さんを教えていただき、サイトからメールで問い合わせをした。
イメージ画像やサイズをお伝えし、値段確認と購入予約をした。
私たちが実際に払った金額は以下の通り。
Weeding bouquet 15000kr(ブーケ)
Boutonniere 990kr(ブートニア)
Corolla 8000kr(花冠)
Total 23990icelandic kr
Total 200euros
初めてのやり取りで見本も見ることはできないので、念のため夫がアーティフィシャルフラワーで作ったシロツメクサ花冠も持っていった。
これも結構良い出来だった。ネット上で販売したら、すぐに買い手がついた。
しかし、花屋さんにお願いした現物の出来が、あまりに素晴らしく、夫作のシロツメクサ花冠の出番はなかった。理想通り、いや、理想以上のブーケと花冠を作っていただいた。
ヘアメイクさん
こちらも藤間牧師にご紹介いただいた美容室で、Facebookページを見つけたのでそちらからメッセージで問い合わせをした。
harhonnun101
事前にやり取りをしたが、結局は当日写真をみせたり、話しながらヘアメイクをしていただいた。金額ははっきり覚えていないが、日本でのヘアメイクとそんなに変わらなかったような?10000〜15000kr前後だったと思う。
お化粧は自分ですることになったが、もしメイクアップアーティストを探した方がよければ協力すると言っていただいた。
カメラマンさん
藤間牧師のお知り合いのご婦人に撮影をしていただいた。私たちは当初、自分たちで三脚などで写真を撮ろうと思っていて、写真を撮ってもらえるだけでもありがたいと思っていたので、その方にお願いすることにした。挙式最中や、挙式後に吹雪の中、写真を撮っていただけて非常に助かった。
本当は挙式後にアイスランドの自然の中で撮りたかったが、5月のアイスランドでもさすがにcrazyといわれるくらい、ヒョウが降ったり、吹雪いたりで、天候が悪すぎたため、カメラマンさんは帰宅することに。
結局、自分達だけ残って、しばらくその場で待ってから教会周辺で撮影したり、ドレスを着たまま車で移動して、適当にお互い撮ったり三脚使って撮った。
通りすがりの色んな車がクラクション鳴らして祝福をしてくれた。
約7日間お世話になったレンタカーとともに。
今回カメラマンさんはコンパクトデジカメで撮影されていたが、もし一眼で撮って欲しい!写真にはこだわりたい!という方はプロカメラマンさんにお願いした方が良いかな、と思う。
オルガニストさん
結婚式に必須のオルガン。藤間牧師から直接依頼していただいたので、私たちは事前のやりとり不要だった。
今回は、オルガンだけじゃなくて、アルバイヤーサブンに似合うヨーロッパの伝統的な楽器をわざわざ2種類も用意してくださって、演奏していただき、感動・・・。
カメラマンさんもオルガニストさんも素敵な方々でした。
藤間牧師が私たちの挙式のことも書いてくださっていたので、こちらもぜひ。
オマケ
挙式前のランチはicelandic street foodで持ち帰った。イートインだとクッキー食べ放題、スープも1回おかわりできるらしい。(種類変えてもいいみたい)美味しかったしリーズナブルでオススメ。
マッシュポテト&白身魚、スープ、パン
さらにオマケ記事に続く、予定。
アイスランドで結婚式(1)
2018年のゴールデンウィークに、アイスランドで結婚式を挙げた。
アイルランドではなく、アイスランドです。
初めて会った時に夫は「アイスランド一緒に行きましょう」なんて軽口を叩いていたのだが、ついに実現してしまった。
それどころか、結婚式まで現地で挙げることになった。
そもそもなんでアイスランドを選んだのかというと、単純に夫がアイスランドという国が大好きだからだ。
私の夫は、海外ドライブが趣味で、長期の休みのたびに海外に出かけている。これまで約50カ国を旅してきたなかで、特に惚れこんでいるのがアイスランドで、これまでに3回訪れている。
私は元々ビョークとシガーロスが大好きで、アイスランドに興味があったが、いざ行ってみると、予想以上のすばらしさだった。夫は「地球に似てるどっかの星」と形容していたが、ここは本当に地球なの?と疑う景色にあふれていた。人生で一度は行って欲しい。
結婚式が決まるまでの経緯
ゴールデンウィークにアイスランドに旅行に行くことはすでに決まっていた。
プロポーズ直後だったので「どうせならアイスランドでウエディングドレス着て写真撮りたいね」という話が出たところ、夫が7年間愛読しているアイスランド在住のブログのオーナーさんが牧師さんで、相談させていただくうちに、アイスランドの結婚式が現実のものとなった。
相談させていただいたのは日本人の藤間寿紀さ
ん。夫は、彼のブログを7年前からずっと愛読している。
夫はただの愛読者なので、今回の結婚式検討にあたり、初めて藤間牧師に連絡を取ることになり、内心ドキドキしていた。
結婚式とはいうものの入籍は日本でするので形だけの式ということで、藤間牧師は祝福式と呼んでいらっしゃったが、便宜上、ここでは結婚式or挙式と表記する。
藤間牧師がアイスランドでの日本人の結婚式について料金も含めて詳しく書いていらっしゃるので、検討中の方はぜひ読んでみてください。
アイスランドで結婚式(2) - Moe Muroi BLOGに続く。
好き嫌いがあるって普通だよね。よくない意味で。
最近、夫が急に「ライオンキングの映画観に行こう」って言い出した。
「私、好きじゃないシーンがあるから行かないよ」と冷たく返したんですが(かわいそう)、どうもおかしい。夫はライオンキングに自主的に興味を示すようなキャラではない。
ちなみにライオンキング、私は中盤で好きじゃないシーンがあるから観れなくて残念だけど、予告編観ただけで震えるくらい映像はきれいだったので、観れる方は観た方がいいと思います。
で、夫がなぜライオンキングを観ようといったのかというと、どうやら、
NHKドキュメンタリー - 最後の講義「みうらじゅん」を観て感銘を受けたようです。
私も勧められてこの動画を観たんですが、みうらじゅんさんと夫に共通点がいくつかあって。
・幼少期、ものすごく普通の子だった
・学校が嫌じゃなかった
・男子校出身
・美大出身
しかも、夫が常々言ってることを半分くらいみうらじゅんさんが講義で言ってたわけですよ。
「自分らしさはいらない」とか。
「周りがあっての自分だ」とか。
まぁ、ここまで言っておいて何なんですけど、夫の話はどうでもよくて、この講義、笑えるし、私みうらじゅんさんのことよく知らない(進◯ゼミでやってた連載を幼少期に読んではいたけど)けど、感銘を受ける講義だったので、ぜひ観ていただきたい。走馬灯も最高。これで最高の気分で人生を終えられます(笑)
(YouTubeにもあるかもしれないけど・・・)
講義の中で「好き嫌いがあるって普通だ」っていってたんですが、本当にそうだなー。と思う。よくない意味で。
私も夫も普通だ。
いや、私は特に普通だ。
しばらく「好き嫌い」をなくすの意識してみるの、いかがでしょう。やってみよう。
夫はもう結構いい年だが、自慢話したりとか、へんなプライドとか一切ない。人から勧められたらやってみるし、みてみるし、アドバイスもちゃんと聞くし、それもすぐやるし、この人は「素直」で出来てるといってもいいんじゃないかと思う。
例えば、この動画の講義で、みうらじゅんさんが絶対観たくない映画をわざわざ観に行くっていうエピソードあるんだけど「たしかに、いつも絶対に観ないような映画観てみるのいいかも」って、夫は実行しちゃうのよね。で、冒頭のライオンキング。
「自分」っていうのを定めてないから。俺そういうの嫌いだからとか言わない。なんでもやる。
簡単なようでなかなか出来ないことだなー。尊敬してます。
ところで、私と夫は出会った時から、まとってる雰囲気が似てるなーと思ってたんですが、なんかそれって「人間って生まれて死ぬまで、ただ生きるだけが人生じゃん。ただ生きてるだけでえらいじゃん」っていう根っこが共通してるんですよね。
だから、お互いに欲がないというか。お互いただ平凡に毎日生活してるだけなんだけど「いやー、私たち生きてるだけでえらいねー。ほんとにねー」とお互い労ったりしてる。
それが今回の講義で、みうらじゅんさんが「人は死ぬんだってよ」って言ってたのとすごくリンクしてる。本当にね「あとは死ぬだけ」っていう気持ちです。これから出産を控えた人間のセリフとは思えないけど(笑)別に早死にしたいとかじゃなくて、もちろんできるだけ健康に長く生きられたらと思いますけど、人間って生きてるだけでいいのよね。幸せよね。という気持ちに改めて、なりました。
ミニマリストな夫との暮らし(2)
こちらの記事の続きです
どのアイテムを導入するか
お引越しも無事に完了。初日はピザでお祝い。
さて、新居でわくわくの新生活スタート!
我が家は何を購入するにも必ず「それ、本当に必要なの?」という相談が必要である。なんてったって狭小住宅だからね!
あと、ルールとして、家に各アイテムは1つだけ。
例えば、ボールペンが家に沢山あるとかはNG。ボールペンは1本だけ。(だったんだけど、夫が会社にもっていったせいで使えず困ったりしたので、1人1つルールに変更)
夫が持ち込んだ生活用品・家電・家具は以下の通り。
- 大きい鏡、シャンデリア、自転車、荷物を入れるためのミリタリーコンテナ、トランク、ノートPC
- 片手鍋、プレート2枚、茶わん1個、カトラリーセット2人分、マグカップ1個、グラス2個、おちょこ1個(←これだけ私持ち込み)
- 木製椅子1脚、丸椅子(高)1脚
- シングル用の布団
- 加湿器、アイロン、アイロン台
ミニマリストの人によくある「コンビニが冷蔵庫代わり」という不健康極まりない考え方のため、冷蔵庫はなかった。洗濯機は前のアパートに付いていたようで、新居には持ち込めず。エアコンは新居に備え付け。
そして引っ越して半年間で、以下の赤字アイテムが追加。
- 大きい鏡、シャンデリア、自転車、荷物を入れるためのミリタリーコンテナ、トランク、ノートPC、私の分のトランク、スピーカー
- 片手鍋、ストウブ ブレイザーソテーパン、ストウブ ラココットdeゴハン(炊飯用鍋)、アルミフライパン、フライ返し、おたま、木べら、包丁、まな板、プレート2枚、茶わん1つ、カトラリーセット2人分、マグカップ1個、グラス1個、おちょこ1個、ZIPLOC スクリューロック6個、冷蔵庫、オーブンレンジ、陶磁器のお皿
- 木製椅子1脚、丸椅子(高)1脚、クッション2個
- シングル用の布団 ⇒ ダブル用の敷布団&掛け布団2セット&マットレス
- 加湿器、アイロン、アイロン台、ドライヤー
※下線付きアイテムはギフトでいただいたもの
ちょっとわかりにくいので導入しなかったものを列挙する。
- 洗濯機…次の引っ越しの時に大変という理由で大型家電をなるべく導入したくない夫。彼がコインランドリー担当になるという条件で導入をやめたものの、私が欲しくなり、購入を検討(下のInstagram投稿時)。しかし、狭小住宅ゆえ購入予定だった洗濯機が入らないという悲劇が発生。返品することに。業者さんに申し訳ないことをした…。(よくあること、という感じであっさり帰っていかれました…)結局いまだに買っていない。
- テレビ…お互いにテレビを観る習慣がないので不要。サッカーW杯も、「君の名は。」を地上波でやったときも、携帯で観たよ…。
今日「君の名は」が、地上波でやるんだって。1回もみたことないんで、夫の小さい携帯でみるよ。うちテレビないから、小さい携帯でみるよ。
— 室井 萌 moe muroi 7m 🪐 (@muroimoe) 2019年6月30日
サッカーのW杯もそうやってみたのさ。だから大丈夫さ。たのしみだよ…
- テーブル…しばらく床で食べていた。何回も購入を検討したが、結局今はキッチンの流し台で向かい合って食べている。パソコン作業もここ。
- 食器棚・収納棚など…雑貨類は靴を買うときについてくる箱に入れており、食器は冷蔵庫の中。無駄に電気代使ってるだろうし、冬は食器冷えてるしでおすすめはしないが、不満も特にない。
- お茶碗などの食器…お互い(特に夫)気に入るデザインが見つからないため、とりあえずZIPLOCのスクリューロックを使用。こんな感じでね。
- フライパン…実は1年後にちゃんとしたものを購入することになるのですが、とりあえずはストウブのブレイザーソテーパンという鍋を代わりに使っていた。鍋としては最高☆☆☆しかし、フライパンとしては…^^;何もかも引っ付きます。ミニアルミフライパンを購入した事もあったが、これも引っ付くし、取っ手も熱くて火傷多発で使わなくなった。
どなたか要ります?
- 炊飯器…これは今や珍しくないが、ストウブの炊飯用鍋をいただいたので。ごはん美味しい^^
これがストウブ鍋×2です↓↓
- ザル、ボウル…麺類の湯切りなどに必要なはずが、購入賛成されず。慎重に慎重に鍋を傾けて水切りをやっております…。混ぜるときは食器代わりのZIPLOCのスクリューロックで。
- ごみ箱…これもない。袋をそのまま、キッチンの下に置いている。
他にも菜箸とか泡立て器とか台所用品は買ってないもの色々あるが、割愛。
冷蔵庫もね、危うく「クーラーボックスでいけるんじゃないか」と思いそうになったけど、色んな人に怒られそうだな、と思って、ちゃんと購入。本当に血迷わなくてよかった。冷蔵庫最高!
オーブンレンジ導入は、迷ったが、我が家は炊飯器がないので、炊いたごはんを冷凍せねばならず。それを毎回蒸すのは時間も手間もかかる、ということで、珍しく夫が積極的に買いたいと言った家電だった。
以上、どんな生活しているのか度々聞かれるので、書いてみた。
長くなったが、読んでくださってありがとうございました^^
ミニマリストな夫との暮らし(1)
ミニマリストの夫と結婚をした
昨年、夫と出会って半年で入籍をした。
私も両親が変わった職業だとか、私自身がシンガーだとか、色々変わってる要素はあるが…。
夫は普通の会社員ではあるものの、色々と変な人で、特筆すべき点はいわゆるミニマリストであるということだ。
ミニマリスト
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語 出典元:コトバンク
ひとつだけ先にお伝えしておくと、夫はミニマリストと呼ばれることを嫌がる。
理由は、この言葉の響きに…物を減らせば減らすほどイケてるというポリシーを持ってるような印象を受けるから、らしい。
(あくまで彼の主観)
「自分自身が精神的にすっきりするから物を減らし始めただけ。掃除も苦手だし、できるだけ物は少ないほうが掃除もしやすい。荷物が多くても精神的に安定する人なら減らす必要はない」というのが彼の考え。
彼は私が必要なものなら「買いなよ」と言うし、この生活を私に強要はしていない。
加えて、彼は好きなもの(靴とか大きいアイロン台とかシャンデリアとか)は所持している。(但し、物に執着してないので必要があれば捨てる)
彼が荷物を減らし始めたきっかけが2つあり、1つめは旅行。
彼は海外ドライブ旅が趣味で、旅にいくときの荷物はこれだけ。
右上のザックに全ての荷物を入れていく。
10日間これで生きていけるなら、普段の生活もこの荷物で生きていけるんじゃない?と思ったそうな。
2つめのきっかけは、東日本大震災。
被災により、自分の家や持ち物を失った方々がいるなかで、自分の意志でものを捨てる・持つの選択ができることは贅沢なのでは、と思い、自分にとって本当に必要なものだけを持とうと決めたらしい。
そんなわけで、物を減らすことが至上ではないのでミニマリストとは呼ばれるのが嫌で、おそらく世間でいうミニマリストとは少し異なる夫。
しかし、荷物が極端に少なく、洋服も年間を通して制服化している彼の現状を表すのに便利な言葉が他にないので、とりあえずここでは夫をミニマリストと呼ばせていただく…(ごめんよ
いざ、お引越し
私は結婚するまで実家暮らしだった。それでも1年に数回は大掃除で3-4袋のごみ袋で洋服や雑貨を捨てていたので、ものは少ない方だし、なんとかなるのではと思っていたが、甘かった…。
夫は広い家は掃除が大変という理由で、狭小住宅が好き。
私もとりあえず彼の考えに乗ってみようと思っていたので、最低限の希望(水回りが綺麗とか、コンロは2口以上とか…)以外は彼の判断に任せた。
そして決まった新居の収納は床下に1つ、細い洋服棚のみ。
荷物の9割を廃棄。そして床下収納は、私の音楽機材・グッズでほぼ埋まった。
この洋服棚にオンシーズンの夫&私の洋服をかけ、オフシーズンは床下の隙間に仕舞った。それ以外は、ほとんど廃棄。
お恥ずかしながら、もう20年くらい着ているものも沢山あったので、実をいうと、すっきりした気持ちになった。
コンマリさんのいうとおり、やっぱりトキメクものだけ残すのっていいかも。
ちなみに、夫の引っ越しは家具も入れてこれだけ。軽のバンで十分持ち運べた。
彼の本当の理想は、寅さんのようにトランクひとつで引っ越しだったが、さすがに現実は難しい。
(次の記事に続きます)